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やさしさ。



昨日から、
人の優しさに触れることばかり。

丁寧に、
それはそれは丁寧に、
時間をかけて私の原稿を読んでくださったであろう方と、
その方から渡された文字がいっぱいの紙。

間に入り、
めんどうばかりを背負ってくださったあげく、
ヒントになることを投げかけてくださる方。

彩りよい和弁当を、
ランチにどうぞと、
朝、
届けてくれたバリバリに働いている妹。

そして、
ふがいない報告をしたら、
こんな言葉をくれた方。



人生はワンツーパンチ
 汗かき ベソかき 歩こうよ~
貴方の歩いた その後は 
きれいな華が咲くでしょう♪

三歩進んで二歩下がる~ってことで
明るく
 よ~んな よ~んな 進みましょう



ずっと、
応援してくださっている方からの言葉が、
最後のパンチ。

いただいた気持ちを裏切ることなく、
丁寧に、丁寧に、
とりくむべし。

思いつく限りの努力をしなくては。








by dokoshima | 2018-09-06 18:20 | 那覇暮らしな日々のこと | Comments(0)

豚肉売場。



北ベトナムの山奥、
バックハーの市場は、
本当に、
台所番長の心をくすぐる食材がいっぱいで、
食いしん坊な方には、
きっとたまらなく魅力的だと思うのです。

シャーシャーッと、
包丁を研ぎ、
豚肉を細分化する女性。




d0136804_16173076.jpg






肉の、美しさよ!

美しかった。

売る人も、
買う人も、
真剣。

ここでは食べ残し、
などは、起きないと思うのです。

そして、
やっぱりここでも私は、
〈沖縄と同じ〉を感じて、
ほっとしました。

買い物をして、
料理をして、
食べたい、食べさせたい。

そう思った市場でした。









by dokoshima | 2018-08-07 16:21 | 旅する * 海外 | Comments(0)

ベトナムの山奥で、バナナに安堵。

この写真も、
2014年4月に、
ベトナムで撮ったもの。

ああ、バナナか、
とフラットに思われるであろう写真。




d0136804_10243133.jpg





でも、この写真を撮ったときの私は、
このとき、
ものすごくこのバナナに、
ほっとしているのです。

ああ、バナナだ。
同じだ!、と。

なんだか北ベトナムのずいぶんと山奥まで来て、
さらにその山奥の奥まで、
リクエストして、
連れてきてもらったはいいものの、
やはりほんのりと、
いやそれなりに、
不安にもなるわけで。

だから、
同じ、を見つけ、
ほっとしました。

で、撮りました。

バナナ、
女たち。
旅していて、
このふたつにほっとしたのは、
同じ、を感じて安堵したのは、
思えばこの旅が初めてだったと。

と、いまさらながらこうして振り返ってみて思うわけだから、
時が経ってから振り返る、こともまた、大切なのだなと。


もうひとつ。


わたしは、
同じ、とバナナに親近感を覚えて安堵したけれど、
いま53歳の那覇生まれ那覇育ちの夫に聞いてみたらば、
子どもの頃に、
道端にバナナが生えていたという覚えはない、と。


いまでこそ沖縄では、
校庭だったり、
道端だったりで茂り、
実っているバナナですが、
この光景が普通になったのは、
もしかしたらわりと近年なのかなとも。

そうして考えてみると、
バンシルーとかシークワーサーという呼び名が、
バナナ、にはないなと。

バナナはバナナ。

いや、
知らないだけで、
なにか呼び名があるのか?

思いをめぐらせるって、
楽しい!





by dokoshima | 2018-08-03 10:36 | ジーファーとクガニゼークの取材に歩く | Comments(2)

バナナの花を食べる。



これ、
バナナの花です。
どっしり。



d0136804_10004947.jpg




観賞用ではなく、
野菜売場に並んでいた食材としての、
バナナの花。

周囲に並べられたシダの若芽も、
じつにおいしそう。

ニンニク醤油で炒めるのかな?
卵とじかな?

台所に立ちたくなる、
そんな市場でした。



バナナの花、
沖縄では食すると聞いたことはありませんが、
ここベトナムでは、
料理店のメニューにのっていました。

でも、注文する機会を逸してしまい・・・。
一度、
盛り合わせプレートに一切れ添えられていたのですが、
猛烈にえぐくて。
食後、
口のなかがガバガバするような感じで。

でも、
きっときっときっと!、
鮮度とか、調理法とか、あく抜きの方法とかで、
おいしくなると思うのです。
筍、の、イメージなのではなかろうかと。
妄想、ですけれども。

いつか、
どこかの国で、
バナナのお花、
食べてみたいです。



というわけで、
この写真を撮ったのは、
2014年4月に旅したベトナム北部の山奥に位置する町、
バックハーの日曜市。

沖縄の銀細工の取材を重ね、
銀細工を追いかけていたら、
ここにいた、という旅。



少しずつ、
塩漬けにして熟成発酵させていた、
温存していた、
銀細工取材の道のりで撮った写真を、
ご紹介していきたいなと思っています。

楽しんでいただけると、
うれしいです。





by dokoshima | 2018-08-01 10:13 | ジーファーとクガニゼークの取材に歩く | Comments(2)

『ペルリ提督 日本遠征記』



『ペルリ提督 日本遠征記』
訳 土屋 喬雄 玉城肇

岩波文庫




d0136804_08240733.jpg




ジーファーのなにかを追いかけて、
じたばたする日々のなかで、
手にした本です。

娘が小学校入学前の、
なにかの検査に行くときに待ち時間にせっせと読んだ記憶があるから、
・・・あれは、
だいたい4年前ということになるのかな。

4冊入手して読み始めたら、
まあ、
おもしろい、
おもしろい。

一回目は、
ざーーーーーーっと、
がつがつ読み。

で、
2度目、
3度目と読み返したら、
こうなった。




d0136804_09022370.jpg





玉手箱。

ひさしぶりに手にして開いてみたら、
なかに貼られた付箋含め、
付箋は、
もはやおごちそう。

楽しくってしょうがない。

琉球の人々が、
髪にジーファーを挿していた頃を旅してみたいと思う私には、
ドキドキの連続の本だったなと。



d0136804_08235115.jpg




ちなみに、
たった一ヶ月だったのですが、
学生時代、
練習船に実習生として乗ったことがあるのだけれども、
簪という視点から離れ、
この船乗り的な視点から読んでも、
おもしろいなーと思うくだりは満載でした。

たとえば、
日本へ上陸するメンバーを決めるとき・・・。



多くの士官及び部下を籤引きで選抜した。
((二)の、P231)


え?

上陸者を、
くじ引きで決めるんだ・・・。

その日、
そのタイミングが休みだった船員ではないんだ?

くじ引き・・・。

これって、
なんだかビミョー・・・。


もうひとつ。
この記述より、時間的には前にあるくだりなのですが、
読んで、
とってもスッキリしたことがあるのです。


先にも書いたように、
ジーファーを日常的に髪に挿していた方々がいた時代を旅したくて、
何冊か、
異邦人たちが書き残した航海記のたぐいを読んだのですが、
そのなかの一冊、
「バジル・ホール大琉球島航海探険記」という本の、
P24に、
つまり、
わりと冒頭の方に、
こんな文章をみつけました。

・・・彼らの船が、
琉球へやってきた、
その初めの方の場面なのですけれども。



午前中、
船と岸との全空間は、
それぞれ十人位乗ってゐるカヌーで一杯であつた。

吾々の船を訪問する連中が後から後からやつてきて
又直ぐ退船するので、カヌーは絶えず行つたり来たりして、
実に賑やかな光景であつた。

かうして來船した人数は恐らくおびただしいものだつたにちがひない。

來船した人たちは船の中をどこへ行つてもよいと云われるので
非常に氣を好くしたやうだつたが、
併しこの自由は決して濫用される様なことはなかつた。

最下級の人々の態度すら、
上品で禮節があつた。
(P24*一部旧字などをひらいています。)




これが、
とても不思議だったのです。

船、
乗り放題だったんだー、と。

船は、
船乗りたちにとっては家。
命を託する、
一蓮托生の家。

そこに、
初見の人々を、
続々と乗せる・・・!

まあ、
現代でいうところの、
船の一般公開的な感じといえば、
そうなのかもしれないけれども。
(非公開部分が普通はあるけれども・・・。)
まずは、
胸襟を開いてみせる、
という意味なのかもしれないけれども・・・。

でも、
なんとなく、
航海記的な文を読むうちに、
こういう場面の数々が、
ひっかかっていたのです、喉に。

やたらとフレンドリーなこの感じは、
いったいなんなのだろうかと。

そして、
この謎をとく文章に、
「ペルリ提督 日本遠征記」で、
出会えたのです。

艦隊が、
江戸湾の西、
浦賀の沖合いに停泊中の場面ででてくる文章なのだけれども・・・。



更に提督はその旗艦に対してさへ同時に三人を超えざる人にして、
用件ある者のみの乗船を許可すべしといふことを命じたのであつた。
従来はかかる人々の乗船を無差別に許すのが軍艦の習慣であつた。
((二)のP187/一部旧字をひらいています)




ああ、
こういう当時の常識が、
背景にはあったのだと。

軍艦的には、
これが国際ルールだったのかなと。
(↑ この件に関して、裏はとっていないけれども。)

そしてこの流れを変えたひとりが、
ペリーだったのだと。

何冊か読むうちに、
こうやって、
結び目がほどけるような感覚を味わうことがあり、
これもまた読書を重ねる楽しみだなと。

「ペルリ提督 日本遠征記」は、
艦隊の拠点ともいえる琉球の様子、
江戸の暮らし、
船員たち、
ボタン、
流星、
各地の衣服や髪型、
食生活などなど、
さまざまな視点で楽しめる本でした。

旧字もりだくさんではありますが、
やがて読み慣れるかなと。


ペリー艦隊の一行が、
首里城へ向う場面は、
やがて読み手の耳元で音楽まで鳴り響き、
きっと映像を思い浮かべることになろうかと。


もちろん、
日本人ふたり(吉田松陰たち)が、
船に乗せてくれ、とやってくる場面もこの遠征記に、
登場します!


なお、
読了以来、
私がとても気になっているのは、
ペリー艦隊が目的を果たし、
いよいよ琉球を去ろうかという、
最後の最後の段階のこの一文。




艦隊が那覇に碇泊中に如何なる身分のものであるかは不明だが、
琉球に在つた一日本人が衣服をまるめてそれをもち、
海岸からレキシントン号に泳ぎついた。
艦上に迎へると合衆国に連れて行つてくれと願つた。
((四)の、P210/一部旧字などをひらいています)





結局、
この人物も連れては行ってもらえぬのだが・・・。

琉球の港でも、
吉田松陰たちのように、
合衆国へ連れて行ってくれと願い出た人がいたのだ、と。

どういう人物だったのか?

この人は、
その後、
どういう人生を歩んだのか・・・。

知りたいです。

「ペルリ提督 日本遠征記」、
時間旅行を存分に楽しめる、
贅沢な本でした。








by dokoshima | 2018-06-06 11:06 | ときたま大人本 | Comments(0)

写真家 島旅作家の河田真智子氏と。

写真家で、
島旅作家の河田真智子(かわだ まちこ)さんと、
沖縄料理ランチをご一緒させていただいたのは、先週のこと。


わたしは、
物事を咀嚼するのに時間がかかってしまうので、
ようするに頭の回転が遅いので、
結局、
いまになったのですが、
今日、ふっと、思いがまとまったので、
感謝の気持ちを記しておきたいと思い・・・。


河田真智子さんとは、
大学卒業後に契約社員として働いた旅行会社勤務時代に知り合わせていただき、
島旅が大好きなお客様方へのお話し会に、
島旅の達人ゲストとしてお招きして、
来ていただいたのが、
たぶん最初のご縁だったと思います。

当時わたしは、
島旅チームに配属してもらっていて、
このチームを、
一生懸命運営していた先輩に紹介してもらい、
ご挨拶をさせていただいたのだけれども、
下っ端の私が直接お話する機会はあまりなく、
深いご縁があったというわけではありませんでした。

なのですが、
44歳になって始めたフェイスブックでふたたびご縁をいただき、
しかも折りしも河田さんが那覇へいらっしゃるタイミングが訪れ、
くわえて、
放浪時代に精神的にとてもお世話になった方々に、
いまになって、
あらためて、
とてもとても恩を感じていて、
そして、この放浪時代に支えていただいた方が、
河田さんを大切に思っていらっしゃったことを知っていたものですから、
直接ではありませんがご恩返しにもなるかなと思い、
私でもアッシーおばさんはできるはず、と、
河田さんに、
ご連絡をさしあげたのです。


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なのですが、
結果的には、
アッシーおばさんとしてお役にたつどころか、
ひたすらに私に問いかけてくださるという構図になってしまい・・・。

もう少し丁寧に記すと、
河田さんの来沖は、
今年はすでに2回目で、
じつのところ今回も、そして前回(3月)も、
旅の貴重な時間を随分とたくさんいただき、
言葉を交わさせていただきました。

お目にかかったのは、
おそらく15年ぶりくらいなのではないかなと思うのですが、
ご一緒した瞬間から、
ビシバシと会話は掘り下がり・・・。


・・・来沖中、
ふりかえってみると河田さんは、
気長に、気長に、
匙を投げることなく、
私が重ねてきた取材に対して、
取材の内容というよりも、
取材を続けた理由であったり、
取材をしてきた私の中身への、問い、を、
投げかけ続けてくださったように思うのです。


問いには、
すらすらと答えられないことばかりだったのですが、
前回も、今回も、いただいた問いは頭に残り、
考え続けてはいて(イイワケ?)、
今日、
河田さんからの問いを、あらためて手帳に書き起こしつつ、
答えのようなものをメモしてみました。

そうすると、気づかされることが、
ちらりほらり湧いてきて。


思えば、誰かに問いかけをさせていただくことはあっても、
自身のことを問われ答えることは、
あまりというか、ほとんどないままだったのだなと。

興味を持って、
率直に問うてもらえることの、ありがたさ。


これを噛みしめた時間でした。

河田さん、
私に時間を使ってくださり、
ありがとうございました。



追伸*この文章は、先日フェイスブックにアップした内容に、あらためて加筆したものです。




by dokoshima | 2018-05-31 11:49 | ジーファーとクガニゼークの取材に歩く | Comments(2)

妹の、月桃の首飾り。 * 『金細工またよし』



着物の生地で作られた紐に通していたのですが
先日、
夏にも使いやすいようにと、
銀の鎖につけなおしていました、妹。


夏は、
こちらが使いやすいですね。




d0136804_09092970.jpg





うれしそうに、
胸元にあててみる妹。


職人さんが作ったものは、
こうして、
使われるものになるのだな、と。








by dokoshima | 2017-06-06 09:11 | つくりびと+つかいびと | Comments(0)

月桃の花の首飾り。

d0136804_09153004.jpg





別府から、
家族丸ごと引っ越して来た妹が、
お願いして作っていただいた、
『金細工またよし』の、
イレギュラーな、
月桃ペンダント。



d0136804_09273241.jpg




大人ふたり、
働き慣れた職場を離れ、
新しい職場を探し、
ちびっ子も、
学校を転校して、
まあ、
人生のひとつの節目なわけで、
よき思い出になることでしょう。

この月桃の首飾り、
月桃のお花ではなく、
朱色の実を模しています。
美しい実にほれて生まれた首飾り、
と、
海の親にきちんと訊ねたことはないのですが、
思っております。

実のなかには、
銀の粒がはいっていて、
動くと、
涼やかな音が。

糸満の喜屋武にできた、
cafe & gallery うみと』のギャラリーで、
相談して、
作っていただきました。
こちらでも、
『金細工またよし』の銀細工を、
取り扱っているというか・・・、
工房を守ってこられた方のおひとりが、
こちらにいらっしゃるのです。
だから安心して、
ゆっくりと相談して、
注文できます。
もちろん首里の工房でも。

・・・。

今年はまだ、
月桃の写真を撮っていないな~。。。




d0136804_09151233.jpg



by dokoshima | 2017-05-24 09:38 | つくりびと+つかいびと | Comments(0)

房指輪をバッグのチャームに * 伝統工芸品を日常に



d0136804_15341087.jpg


今日はカバンにつけてみた。


d0136804_15343310.jpg



これもアリだな。
満足。



by dokoshima | 2015-11-13 15:30 | つくりびと+つかいびと | Comments(0)

房指輪 + ストライプのシャツ。 * 伝統工芸品を日常に



d0136804_14434764.jpg


シャツにもあうな。



by dokoshima | 2015-11-09 14:43 | つくりびと+つかいびと | Comments(0)


今村治華(いまむらはるか)の 那覇暮らし、いろいろ。


by dokoshima

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